船橋市【住まいの防犯対策補助金】上限2万円!申請方法・対象物品も紹介

2025年9月7日

防犯補助金

船橋市では令和7年4月1日(火)~令和8年3月31日(火)、防犯に必要なアイテムを購入した場合に1世帯・上限2万円まで補助金の交付が受けられるようになりました。

「防犯カメラを買いたいけど高いからどうしようかな・・・」

「どんな防犯アイテムなら補助金がもらえるの」

と疑問に思う人も多いはず。

そこで今回は、補助金を受け取るために必要な手順や補助対象となる防犯アイテム・費用相場などについて詳しく紹介していきます。

住まいの防犯対策補助金の概要

申請期間2025年(令和7)4月1日(火曜日)から2026(令和8)年3月31日(火曜日)まで
補助対象令和7年4月1日以降に購入した防犯対策物品
住宅形態・持ち家
・マンション・アパートなどの集合住宅
専有部分に設置する防犯対策物品に限ります
ご自身で管理組合や管理会社などに許可を得ていただく必要があります。
補助金額上限1世帯あたり上限20,000円(工事費含む物品購入費の1/2)、1,000円未満切り捨て
・1/2の額が1,000円未満の場合10円未満切り捨て
補助対象の人・申請時に船橋市内に住民登録がある
・1世帯につき1回のみ
・複数購入した場合、合算して申請(ただし申請は1度だけ)
※令和6年度に住まいの防犯対策補助を受けた方は、令和7年度は申請できません。
申請方法・オンライン
・窓口(申請書必須)
・郵送(申請書必須)
※申請には領収書やレシートが必須
※オンラインがおすすめ
申請窓口本庁舎分室(県合同庁舎3階)のみ
※各出張所・各連絡所・船橋駅前総合窓口センターでは申請できません

補助金額の計算例

補助金額の上限は1世帯あたり2万円で、1,000円未満は切り捨てが原則となっています。

さらに、割引やクーポンを利用した上で購入した場合は、割引や値引きされた後の金額を「購入費」としてカウントします。

たとえば、防犯カメラを40,000円(税込)、店頭割引・クーポン券利用で購入した場合で計算してみましょう。

40,000円(防犯カメラ)-2,000円(店頭割引)-1,000円(クーポン券)=37,000円(購入費)

補助金額:37,000円×1/2=18,500円

また、工事費含む物品購入費の1/2が1,000円未満だった場合は10円未満は切り捨てなので金額に注意しましょう。

補助金対象物品

対象となる物品・アイテムを購入している場合でないと補助金がもらえないので、購入する前に確認してからがおすすめです。

申請には領収書やレシートが必須なので、インターネットで購入する場合は、領収書の発行方法を事前に確認しましょう。

アイテムの種類やメーカーによって費用は異なるので、購入検討時の参考程度にしてください。

防犯対策アイテム・費用相場概要・費用相場
防犯カメラ(以下の条件をすべて満たすもの)
1.設置場所が自身の居住範囲内であること
2.共用部に撮影範囲が及ぶ場合は、所有者等の同意を得ていること
相場:20~25万円程度工事費込
センサーライト防犯目的に使用するもの以外は補助の対象外
相場:80,000~90,000円程度工事費込
センサー付きアラーム人が通ると音が鳴る防犯アイテム
相場:2,000~10,000円程度
ガラス破壊センサー窓などのガラスが割れたことを検知して、警報を発する防犯用のセンサー
相場:2,500~5,000円程度
防犯砂利人が踏むと通常よりも大きな「ジャリジャリ」という音が出るように加工された砂利
相場:業者依頼5,000~10,000円程度(1㎡あたり)
窓への補助錠 窓に取り付けられている鍵以外に後から取り付ける補助的な鍵のこと
相場:1,500~5,000円
防犯性能の高い玄関錠ピッキングや破壊などに対する耐性が一定基準以上ある鍵のこと
相場:15,000~60,000円程度
玄関補助錠通常の鍵以外にも防犯を目的として設置する別の鍵のこと
相場:1,500~5,000円程度
面格子防犯や装飾のために窓の外側全面に、木や鉄などの棒を格子状に取り付けたもの
相場:40,000~150,000円程度
防犯ガラス2枚以上のガラスの間に特殊な中間膜を挟み込んだ「合わせガラス」の1つ
相場:20,000~50,000円程度
防犯フィルム窓ハンマーなどで破壊されても割れにくくして侵入に時間がかかるようにして空き巣や強盗による侵入を遅らせる防犯アイテム
防災用の飛散防止フィルムは補助の対象外
相場:16,000~34,000円程度(1枚あたり)
サムターンカバーサムターンをカバーで覆って鍵を外から開けさせないようにする防犯アイテムのこと
相場:1,000~4,000円程度
ガードプレート玄関ドアなど外開きドアのこじ開け侵入を防ぐ防犯アイテムのこと
相場:300~6,000円程度
ドアチェーン玄関ドアの内側に取り付ける鎖状の防犯補助アイテムのこと
相場:1,200~3,000円程度
インターホン連携型防犯カメラ従来の音声通話機能に加えて、玄関先の訪問者をカメラで撮影し、室内のモニターで映像確認できるアイテム
相場:20,000~70,000円程度
録画機能付きドアホン来客の映像を自動で録画・保存できる機能を持つテレビドアホン
相場:10,000~40,000円程度
ドアスコープカメラドアスコープ(のぞき窓)部分に取りつけて来訪者の顔を確認できる防犯アイテムのこと
相場:9,000~28,000程度
ダミーカメラ防犯目的で使用される録画・撮影機能を持たない擬似的なカメラのこと
相場:1,000~3,000程度

もし、表の中にないもので防犯目的で購入を検討しているものがあれば、購入前に「市民安全推進課 住まいの防犯対策物品担当窓口で相談するのがおすすめです。

市民安全推進課 住まいの防犯対策物品担当
  • 電話 047-401-8589
  • FAX 047-436-2299
  • 受付時間:午前9時から午後5時まで 
  • 休業日:土曜日・日曜日・祝休日・12月29日から1月3日

オンラインでの申請方法

船橋市では窓口の混雑を防ぐために、オンラインでの申請をおすすめしています。

窓口などでの申請書の提出が必要ないので、オンライン上で完結できますよ。

オンラインで申請する場合は、こちらの「令和7年度 船橋市住まいの防犯対策補助金 」ページでお申し込みください。

申請に必要なものは次のとおりです。

  1. 申請者の個人情報:申請者の名前(フリガナ)・住所・生年月日が確認できる書類(マイナンバーカードや運転免許証)
  2. 防犯アイテムの購入日・購入金額や物品名が確認できる書類(領収書やレシート)
  3. 振込先金融機関名・支店名(店番号)・口座番号・口座名義が確認できる書類(申請者名義)
  4. 防犯対策アイテムを設置したことが分かる写真(画像データなど)

申請にはメールアドレスが必要になるので、迷惑メール対策でドメイン指定受信を設定している場合は「@mail.graffer.jp」、「shian@city.funabashi.lg.jp 」からは受信できるように設定しましょう。

窓口・郵送での申請方法

窓口や郵送で申請する場合は、「申請書」を入手して必要事項を記入します。

申請書を配布している場所は4つあります。

公式サイト「船橋市住まいの防犯対策補助金交付申請書」からダウンロードしてプリンターで印刷することもできますよ。

なお「住まいの防犯対策補助事業専用窓口」以外は、申請書の配布のみで、補助金申請はできない点に注意しましょう。

必要書類(すべての書類にコピーが必要)

申請に必要な書類は次のとおりです。

  • 申請書(押印が必須)
  • 申請者の氏名、住所、生年月日が確認できる、公的機関が発行したもの
  • 購入日、購入費および防犯対策物品の内容が確認できるもの(領収書やレシート)
  • 申請者の振込先金融機関名、支店名(支店番号)、口座番号・名義が確認できるもの(申請者名義のものに限る)
  • 防犯対策物品を住宅に設置したことがわかるもの(画像データや写真)

住まいの防犯対策補助事業専用窓口の住所・連絡先

申請書の入手や提出ができる窓口は「住まいの防犯対策補助事業専用窓口」のみです。

  • 窓口専用番号:047-401-8589
  • 専用窓口:本庁舎分室(県合同庁舎3階)
  • 受付時間:月~金 午前9時~午後5時まで
住まいの防犯対策補助事業専用窓口